2020年9月27日日曜日

VTR250 フロントブレーキのメインテナンス その2

 連休中は雨が多く、フルードに水分は大敵なので無理をせずに翌週に作業を持ち越しました。

27日は午後からお天気が回復し絶好の作業日和に。続きを行なって無事に組み上げました。入手したメッシュホースはSwage Line製の車種専用に出ているキットで、ホースとフィッティングにボルトのオールインワンです。DOT4のフルードもセットになっているのでそのまま使いました。他社製品と混ぜるとあまり良くないようなので、使い切ったら一度完全に抜いて入れ替えた方が良さそうです。市販のリプレース用メッシュホースはシルバーメッシュに赤青パーツのパターンが定番ですが、今回はホースはほぼ黒のスモーク、ボルトも黒でフィッティングパーツのワンポイントに赤、という渋目(地味目)の配色にしました。ノーマルの外観をなるべく変えない方向です。

シリンダーからレバーを外した状態。
ピストンは交換せずそのままにしました。

購入したスエッジラインのメッシュホースキットには
2種類の角度のバンジョーボルトが付属しており、配置に迷いました。

マスター側の指定のあった角度の大きい方をその通りに使うことにしました。
ハンドルを変えているので取り付け角度が変わっており、
どちらかといえば逆の方が良かったかもです。

キャリパー側。ホース取り付けは純正より若干角度が浅くなりますが大丈夫そうです。
ピストンの揉み出しも適当ですが何回か押し出しと戻しを繰り返しておきました。

作業風景。
園芸用の椅子が嵩上げ用の台として活躍しました。

エア抜き作業中。
注射器型のエア抜きツールはあった方がやはり便利だと思います。

マスターシリンダーのダイヤフラムは予備を買ってあったのですが、
現物の痛みが思ったよりも少なかったので
継続使用しました。

ホースが細くなるので固定用の金属製ステーは調整が必要です。
あまりきつく固定せず若干動く程度にしておきました。

迷いましたが、保護のためのスパイラルチューブを全体的に巻いておきました。

完成。

元の純正ゴムホースの経年劣化もあったためか、ブレーキタッチはかなりカッチリとした感触に変化しました。パッドもより効くアフターパーツを入手済みですが、そちらは次回以降に。

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