シフターの取り付け位置はハンドルの垂れ角度、ブレーキレバー取り付け位置、ステム高さなどの再調整を含め、全体のバランスを取って色々と試行錯誤しながら決めました。取り付け位置を色々と試した結果、ブレーキレバーの握り部(ブラケット)となるべく近い位置に置いた方が親指の届きが良く操作し易いことが分かりました。自分の入手したコマンドシフターはレバーが長く円柱状のアルミ台座の初期型*をベースにしたものだったので、台座がブレーキ握り部と干渉し十分近づけることが簡単では有りません。そこで他の方の作業例なども参考にしつつ、アルミダイキャスト製のブレーキ側の干渉部分をリューターで削り込みました。ブレーキレバーのハンドルへの固定は4つの爪が主な役割を果たしているので、安全面からもその部分への加工は極力避けるように配慮しました。
また以前ブレーキレバーの左右を入れ替えてワイヤーをハンドル外側に這わせる変更を行いましたが、コマンドシフターの取り付け位置次第で通常通りのケーブルの内側配線でも大丈夫な事が分かったので元に戻しました。左レバーを前ブレーキにする海外で一般的な方式は変更無しで継続です。
理想的には更にもう少しシフター台座とレバーとの位置関係を詰めたいところなのですが、今回は取り敢えずこの状態で使い始めてみます。
改造済みコマンドシフターに関する情報は”Command Shifter Madness"さんを参考にさせて頂きました。
2/23補足 *このコマンドシフター改は初期型の長いレバーと後期型の台座を組み合わせたものみたいです。
マジックで示したブラケット内側の上部をカット |
干渉部を削った事でシフター台座がよりレバー近くに移動 |
こんな感じです 左側(前ブレーキ&前シフター) |
右側(後ブレーキ&後シフター) |
0 件のコメント:
コメントを投稿