2013年2月28日木曜日

XC Casper 駆動系のチェック

QX90の整備が一段落したので、自分の自転車を弄る余裕ができました。

先日リアハブのコーンを交換したMTBのXC Casperですが、加速時の踏み込みで不定期にキン!という異音が出たので再チェック。取り合えず思い当たる点を幾つか改善してみました。
・玉当たりが強過ぎだったようなので再調整。コーンに欠け等は無く一安心。
・スプロケの締め付けが弱めだったので増し締め。
・RDの再調整。

これで直ると良いな。



2013年2月26日火曜日

Felt QX90 組み立て作業の残り分

順序が前後しますが、日曜日の組み立て作業の残り分の画像です。時間を掛けてしっかりと仕上げました。ブレーキとシフトのアウターケーブルは元々付いていた物を基準にしましたが、若干長めだったので10-20mm詰めてワイヤーの描くラインがより自然で引きが軽くなる様に調節しました。交換したDeoreLX T670のVブレーキは期待通り良い出来で、動作が滑らかで剛性も有りかっちりとした良い操作感です。車体の完成後に前後ライト、専用のキックスタンド、ボトルケージ等を取り付けました。

 スプロケットの取り付け SRAM PG-950 11-32T

ヘッドパーツ上側のベアリング リテーナーの向きを修正(上下逆だった)

 フロントハブの分解清掃 カップは綺麗で状態良好

 Finish Lineのテフロングリスを使用

玉押しのコーンも痛み無く状態良好

 今回の主要交換部品の一つ、DeoreLXのVブレーキ
90度インナーリードユニットとダストブーツも付属するのでお得

 組み付け後

ブレーキとシフトのワイヤーは全て新品に交換
シマノ純正アウターとステンレスインナーの組み合せ

 シフトワイヤーの組み付け中

アウターの整形中 リューターの切断砥石を使用

 古いアウターのチェック 錆びていたので交換して正解

 FDの取り付けと位置決め 補助用のプラパーツを使用

 RDのワイヤー取り付けとストローク調整

 KMC X9 チェーンの長さの調整
指示通りアウターxロー+2リンクで合わせて切断し付属のミッシングリンクで接続

Vブレーキ ワイヤー張りとシューのトーイン調整、左右のテンション調整

 フレームの固定用穴を使って専用スタンドを取り付け
スマートで良い方式ですね

Topeakの樹脂製汎用ボトルケージ
白を選択

 前照灯 CATEYE ECONOM Force HL-EL540

点滅式尾灯 Panasonic LEDかしこいテールライト SKL090 ブラック


3/1追加分
 スタンドの高さ調節 穴を追加

 エネループでテスト

明るいです

2013年2月25日月曜日

Felt QX90 完成

今週末で一応形になりました。

今回は全てを行うフルメンテだったのと友人が本格的に乗り始める前に試乗と確認をいつも以上にしっかり行いたかったので、引き渡しは次の週末に延期してもらいました。時間に余裕ができたので日曜日は落ち着いて作業に取り組めました。シフターや前後ディレイラー等の各部の調整は経験と勘に頼らずシマノのマニュアルをWebからダウンロードして推奨設定を確認しながら行いました。

やるべき事をほぼフルコース終えて、夜に完成。この状態での車重は12.48kgでほぼカタログスペック通り。

作業レポの残り分は明日にでも。

Felt QX90 完成

2013年2月23日土曜日

Felt QX90 組み立て作業開始

早起きして朝から組み立て。週末の土日で完成を目指します。

時間が掛かったフォークもようやく完成。痛んだヘッドパーツはフレーム側のカップ上下のみ元の物を流用して他は全て今回購入したパーツと交換しました。



ダストシールにシリコングリスを塗布

フォーク完成 綺麗になりました

今回購入したクラウンレース圧入工具

無事に圧入成功

下玉押しの新旧比較

上 新パーツ 下 旧パーツ
新パーツ:Cane Creek 1 1/8 FP 816 28.6/44/30 スタック高 15+ 3 = 18mm
旧パーツ:Cane Creek (TANGE OEM) ZSTE
新旧カップの形状比較 ほぼ同一

上パーツは旧の方が高い ステム取り付けにスペーサーを追加
フレームにワックスを塗布 懐かしのオーリー



グリスはたっぷりと 注:リテーナーの向きが逆です

サス機能付きシートポストの中身

ハンドルは色褪せているのでクリアで保護

徐々に形になってきました

後輪ハブのメンテ 玉当たり面はとても綺麗 浸水の形跡は無し

ボールも綺麗

2013年2月22日金曜日

Felt QX90 フロントフォークの塗装 (完成)

取り合えず本塗りのエナメルブラックと上塗り&保護用のクリアを吹いて完成しました。剥がしておいたステッカーは粘着力が落ちていたので、黒の後に貼り直してクリア層で挟み込みました。





FDも金属製の羽根の部分を防錆の為にクリアで塗装しました。


Felt QX90 フロントフォークの塗装

フロントフォークの塗装作業。
油断しているとあちこちぽろぽろ剥がれて来るので、結局スクレイパーで予め剥がれそうな浮き気味の箇所を全部剥がしてから次に進む事にしました。剥がした後は240番の耐水ペーパーで下地の錆を落とし、残りの部分も足付けとして荒らしておきました。

研磨粉を落としてからパーツクリーナーで良く脱脂し、下地の露出部分を中心にサーフェーサーを吹きました。基本的に過去に別の用途で使って余っているスプレー塗料を今回は使います。

明日は本塗装と上塗りのクリア。依頼者からの要望は黒のまま、自分の判断は色のバランスとして白。手持ちの塗料は汎用の光沢の有るエナメルブラック、自動車用で暖かみの有るソフィアホワイト、綺麗なギャラクシーパールホワイトなど。

フォーク下半分の白配色は銀/黒の車体の見た目の重さが緩和されて軽快になっていいと思うんですけどね。悩ましい…。