2012年12月31日月曜日

友人の自転車の仕様変更 その2

一通りのパーツを揃えたので、29日の土曜日に再度友人に来てもらって残りの作業を行いました。
試したところやはりスギノの9-10s用ロードトリプルクランクを6速インデックスの変速メカと組み合わせるのには流石にかなり無理が有ったようです。最初に行った標準の調整方法では位置決めが上手く合わず、ミドルを中心に合わせ直す形でなんとか調整しました。変速時に若干もたつきや引っ掛かり感が出たり、ミドルートップなどの一部組み合せでチェーンとガイドプレートの接触による音鳴りが生じたりしてますが、一応前も全段インデックス動作で変速可能な状態に仕上げることは出来ました。

FDの下部に簡易的なアウター受けの構造が有ったため、そこまで直でフルアウターでケーブルを引き込む形としてMr.Controlの後付アウター受けは使用しませんでした。BB下の取り回しで若干屈曲がきつめですが変速には特に支障無いようです。

チェーンリングカバーは取り付け出来たもののアウター使用時にFDのガイドプレートと干渉することが分かり、対策としてFDを正しい位置から若干上げて干渉部分をリューターで削る事で回避しました。

今回で一応形にはなりましたが、上記の様に完璧とは言い難く妥協の残る状態なので、いずれ6速用の純正クランクセットを入手してやり直す事も考えており、現在友人と相談中です。

 手持ちの長いシフトアウターを活用

 左グリップシフトの取り付け作業
仮決め

 FDの取り付け

 本決め&固定
スギノの社外製9速用ロードトリプルクランクでは6速SIS変速メカとの相性が悪く、程々の調整で妥協することに。チェーン幅やリング間隔が異なるのが原因。

一応アウター/ミドル/インナー全てにインデックス動作で変速は可能ですが一部の位置でチェーンとガイドプレートが僅かに干渉します。

 チェーンリングカバーの取り付け

アウター使用時にFDのガイドプレートと干渉した為、FDの取り付け位置を正しい位置から若干上げ、
更にガイドプレート側の干渉部分をリューターで削って対処

 シフトワイヤーの取り回し
FD下部に簡易的なアウター受けが有ったため、Mr.Controlの後付パーツは使用せず

 ハンドル周り
グリップシフトが左右揃ってよりクロスバイクらしくなりました

 フロントのシフトケーブルはリアのケーブルに沿わせてタイラップで固定

 ケーブルの取り回し
BB下は若干屈曲がきつめですが変速には特に問題無し

 グリップは元のものを幅詰めして再利用

なんとか完成。

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