トントンランド 第10回旧車・自作車オフローダー走行会 動画

動画です。今回はまた公開先がVimeoに戻りました。
今回はあまり撮影を頑張ることが出来ず、いつも以上に自分のマシンの走行中心の映像になっています。（他の人に自分のマシンのテストドライブをお願いする→走行動画を撮る、の流れを今回いつも以上に多用したので。）最後の2分間ほどはフォトアルバムのスライドショーになっていて、その部分で曲が流れるのでビックリしないで下さい。音量注意。

Vintage & Handmade Off-road RC Cars Meeting at Tonton Land, Apr/29/2013 from Kenta Kitanami on Vimeo.

以下に感想など。（5/5一部修正）

・節目の第10回にして最後のイベント。終わってしまうのはとても残念ですが、当日は例年と同じ様にとても楽しいイベントでした。これまで関わって来たスタッフさんたちに感謝。

・今回の自分の持ち込み車両は初代スコーピオンと初代アルティマ、バハバグビートルボディの旧アルティマとミニジーラの計4台でした。なかでも一番多く走らせたのは新作の初代アルティマ系ビートルでした。想像以上の楽しさ。

アルティマビートル
・帰宅後シャシー形状を元に車種名を調べたらアウトローではなくアウトレイジっぽいのですが、その頃のカタログを持っていない為に詳細が不明です。旧アルティマ系流用の派生車種やトラックは幾つか出ていた様子なので良く分かりません。知っている人が居たら教えて下さい。

・廉価な樹脂車体のジャンクベースで適当に作った割にはそこそこの走りを見せてくれました。トラック用の大径タイヤの御陰でギャップに強く、基本的にはかなりのイージードライブでした。その辺は狙い通り。

・アームの短い前期系アルティマにオフセットの大きなホイールをポン付けする形で作った車体なのでサスアームの動作範囲が大きく若干不安でしたが、特にトラブルは無かったです。前後ダンパーも間に合わせでかなり適当な状態でしたが悪くない感触。若干柔らか過ぎな気もするのでもう少し固めても良いかも。

・RB-Rの使い古しで作ったインナーボディは防塵に結構役に立ちました。

・幅の広がるトラギー化で相対的にショートホイールベースになったためか巻き易い挙動が出てましたが、タイヤが路面にあまり合っていなかったのも原因だと思うのでそちらは判断保留です。出来るなら後期系ロングのシャシーをベースにしたほうが良いのかも。（5/5補足：比較したところアルティマプロ前期型より10数ミリ長いシャシーでした）

・17.5Tのブラシレスコンボは、高めのギア比で負荷を掛けてみたところ意外と速かったです。コース中央のジャンプも綺麗に飛べました。格安で譲ってくれたフジさんありがとう。

・帰宅後にチェックしたところ車体後半部が豪快に捩じれていました。途中から挙動が若干変だった原因の一つかも。もともと剛性感の無い廉価プラシャシーなので妥協は必要ですが。

ミニジーラビートル
・久しぶりのコース走行。以前からの3セルリポだと暴れ過ぎでしたが、2セルリポを試したところ穏やかになっていい感じでした。コース走行にはもう少し車高を落とせば良いのかも。

初代スコーピオン
・今回ダンパーオイルの粘度を前後#250から同150に下げたところ、以前より脚周りが良く動く様になりました。
・フロントサスはキャンバーを若干ポジに戻した方が見た目的に良さげ。
・前後に履かせた当時物のタイヤは固いので絶対的なグリップ感は低く車体が一度暴れだすと収束が遅く不安定ですが、前後のバランスが良い為か思っていたよりも良く曲がり素直な特性でした。
・当時の雑誌で見ていたときのイメージのように、リアホイールをスピンさせて土埃を巻き上げながらもぐいぐい前に進んで行くような走りが理想なのですが、今回は若干その方向に近づいた気がします。tqtoshiさんが今回に合わせて仕上げて来た当時仕様RC10とのランデブー走行も楽しかったです。
・後半で試したショートリポ＋LeMans240SB＋セカンドギアセットでは最高速が速くなり過ぎたので次回は組み合せを見直します。

初代アルティマ
・特になにも変更無しで走りもいつも通り。SDRさんの仕上げて来た初代アルティマとはサスアーム長が違うので走り比べする筈でしたが、し損ねてしまったのでそれはまた別の機会に。

参加の皆さんもお疲れさまでした。何処かでまたお会いしましょう。