新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
年末年始は富山に住む姉とその子供達が遊びに来ており、主にその相手をして過ごしていました。服や家電やゲーム機などの買い物であちこちを案内したり、中華街に食事に出掛けたりと出歩く事が多くて疲れましたが、甥っ子達はそれなりに楽しく過ごせていたようで一安心でした。
その合間を縫って、自宅のパーソナル用途で使ってるMacの環境整備を進めました。仕事ではWin中心、趣味はMac中心の両刀で長い事やってます。今回はメインOSのアップデートでMac OSXを10.5 Leopardから10.6 Snow Leopardにアップグレードし、合わせて少し前に購入してあったWindows 7をBootCampにより導入してデュアルブート環境を構築しました。機種はiMac Mid2007, C2D 2GHz/Mem 4GB/Mobility Radeon 2400XT、最新の機種には叶いませんが自分の用途ではまだ十分なスペックを有しています。Win7は長く使う事を考えてProfessionalの64bit版にしましたが、上記機種の場合はBootCampの正式対応扱いではないのでインストール時に若干の手順の変更が必要でした。以下覚えている範囲でざっと書き記します。
1.外付HDDにデータのバックアップ
TimeMachineでシステムファイル以外のバックアップ/Carbon Copy ClonerでVolume丸ごとImage Disk化の両方を実行。データのバックアップは大切なので念入りに行いました。
2.OSXのインストール
今回は内蔵HDDのパーティション構成も変更するので、一度全て更地にしてフォーマットし直しました。OSX10.6を新規インストールした後で移行アシスタントによりユーザデータとアプリの両方を移して問題無く完了。相変わらず物凄く楽。思うに昔からAppleのハード/OSはブート構成やインストールの際の自由度が尋常ではないほどに高く、この点はもっと評価されても良いのではないかと思っています。
3.Windows7 Pro x64をインストールする為の下準備
1台のMac上でOSXとWinを共存させるためのユーティリティがBootCampです。手順に従いNTFS領域の確保を実行。また上でも触れたように、この機種の場合はx64版のWindows7をインストールしようとすると、途中で止まってしまう問題がこちらで報告されていたので、手順に従い別途問題を回避する為のインストールDVDディスクを作成しました。ただこのディスク作成用ユーティリティの実行には比較的新しめのWindows環境が必要なので注意が必要です。自分の場合はVMWare Fusionの仮想環境に一旦先にWin7を入れその環境上で作業を済ませ、終了後は即そのOSイメージを削除するという流れで対処しました。若干トリッキーですが一つのライセンスで同時に複数のマシンには入れてはいないのと、アクティベート開始までの猶予時間が有るのでライセンス的にも登録手続き処理的にも大丈夫なはずです。
4.Windows7 Pro x64をインストール
先に作ったディスクを使うことで途中で止まる事無く無事にインストール完了。この後iMac固有のハード関連のドライバやOSXと共存させる為のツールなどが入ったBootCampドライバを手順通りインストールし、更にWin側でApple Software Updateから最新のVer.3.2に更新してデュアルブート環境の構築は完了。
5. VMWare FusionでOSX側から仮想環境でWin7を使う
通常はOSXで起動しているので、仮想環境からWin7を呼び出せると色々と便利です。最新のFusionはVer.3ですが、手持ちはVer.2なので今回はそちらで行いました。仮想マシンのOS Type選択には7の項目が無くVista x64を指定して誤魔化しましたが特に問題無く動作しているようです。但しVMWare ToolsがBootCampでの実環境起動時のプリントサービスにバッティングしているようで、こちらの情報を元に対処を試みていますがまだ完全には上手く行っていません。
以上でおおむね移行作業は完了。年明け後に数日間使った限りではどちらのOSも甲乙付け難い出来で、それぞれの旧OSと比べても着実な進歩を感じることが出来て良い感じです。世の実勢ではまだXP-32bitが多数派ですし、ビジネスユースで求められる互換性最優先の観点ではやむを得ない面もありますが、個人用途ではそろそろ新しい環境に移行しても良い時期ではないかと思います。Intelから新しい世代のCPU "Sandy Bridge"も登場間近なので楽しみです。
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