もう1本は以前太めの枝を頑張り過ぎて刃の根元が数カ所に渡って欠けてしまい切れなくなっていましたが、元々はこちらの方が200g軽く良い物なので修理しました。欠けた刃の部分をリューターのダイヤモンド砥石でがっつり削り込んで凹凸を無くし、刃先部分は更に刃物用の小さめの砥石で研いで刃を付け直しました。刃先角は元の角度より大きめで欠けにくさを優先してあまり薄くはしませんでしたが、研磨後に試したところそこそこの切れ味に戻ったので良しとしました。
高枝切り鋏はたまにしか使わないのでこれまでほぼノーメンテだったのですが、研ぎ直しで切れ味が回復して使い易くなったので、やはり刃物は研いで使うもの、と当たり前ですが再認識しました。
なお園芸用の枝切り鋏には指を切断出来る能力が有るので、研ぎ等の作業時はくれぐれも注意して下さい。操作部が閉じない様に何かを挟んでおくと良いです。
祝日の火曜日に一部残っていた夏蜜柑を取り終えました。熟れていない金柑はまだもう少し先送りですが、主な部分を終えたので一安心です。3月になるとそろそろ新芽が出て来ますが、その前にカイガラムシ対策のマシン油剤を撒く必要が有ってその都合上例年2月半ばまでには夏蜜柑と柚子の収穫を終える様にしています。
高枝切り鋏の修理 ラチェット支持部の樹脂の割れを瞬間接着剤で補修 |
刃も綺麗にして軽く研ぎました |
根元が刃こぼれしたもう1本も刃を付け直しました |
夏蜜柑と金柑 |
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