昨年11月にトタン屋根の塗り替えを行いました。
前回からおよそ5年程ですが、これまでよりも痛みが激しかったのでもう1年前くらいにやっておいたほうが良かったのかも。前回は撥水性があり耐久性に優れるとされるシリコンアクリル樹脂の塗料を使いましたが、専用のシーラントを使わずに下塗りを普通の油性トタン用塗料で代用したこと、熱膨張率などの樹脂の性質の違い等によって逆に剥がれやすくなったのかも知れません。他の要因としては、これまで塗り重ねた塗膜の層が幾重にもなって厚くなりすぎて反りやすくなったこと、築40年で初期の塗膜が寿命になったこと、3.11の震災とその余震で建物が揺さぶられたことなども多少は関係してるかもと想像しています。
今回は剥がれや浮き気味の部分がかなり生じていたのでスクレイパーやスポンジヤスリを使ったへつり/荒らし作業に時間を掛けました。塗料は普通の油性トタン用に戻して、更に今回は希釈用に合成ボイル(テレピン)油を用いてみました(光沢が増して耐久性が上がるとされています)。これでまた4-5年くらいは持ってくれますように。