2013年6月2日日曜日

AXIS EX (1989)

京商のアクシスEXをレストアしました。正直予定外でしたが、熱の冷めないうちにと。

元はプラズマへのリアアクスル/ボールデフ一式の移植を狙って2-3年前に入手したジャンクでしたが、かなり綺麗な車体で部品取りにしてしまうのは勿体無いので整備して走らせてみる事にしました。特徴的なリア両サイドのロール制御フリクションダンパーは外されていて、代わりにフリクションプレート(通称:お皿)が付いています。前所有者氏の手による改造ですが理に適っていて実戦的なのでそのまま使ってみます。自分の中の位置付けは「旧車オンロード部門/3Pサスカー枠」なので、プラズマと入れ替わりで走らせてみようかと思っています。

ぱっと見ではTバーの形式がRC12L系と似ている様に見えますが実際はかなり違う構造に成っていました(後部ロアプレート全体がTバー兼用で上側のプレートは単なるホルダー)。当時の試行錯誤の跡が伺えます。メインシャシーは1.9mm厚のCFRP製だそうです。登場は京商USAの記載によると1989とのことですが、前年88年の全日本では既に走っていたようです。

ピッチングダンパーはゴールドプレッシャーダンパーが標準装備でしたが付いていなかったのと、個人的意見では余りに過剰装備で大き過ぎるので、以前現行用に入手したHPI/HB製のダンパーを流用しました。取り付け方はかなり強引なので改善の余地有りですが一応そこそこは動作しています。

ホイールはファントム/プラズマとも共通の前後12mm六角ハブ仕様です。フロントのキングピンコイル式サスはプラズマと同方式ですが一部改良されています。キャスターブロックは新設計でより頑丈になり、キングピンが斜めになってキャンバー角度の設定が異なるのと、トレッドがかなり広くなっています。

その他のメモ:リアアクスルは6mm径でベアリングは1060のミリ仕様、デフリングは外径25.0内径14.5、デフボールは1/8インチを6個使用。スパーは内径10mmで1060ベア支持なのでカワダのM300用64Pか、タミヤRM-01の06Mスパーと1260ベアの組み合せが流用出来そう。もしくは前後のナックル/アクスル/ホイールの丸ごとRM-01化も割と簡単に出来そう。


#ちなみに他には「4駆」枠と「4独」枠が有りますが、先日ようやく4駆枠を埋めたところなので4独枠は当面先送りになりそう。起こすべき車体は既にありますがそんなに一気に同時には出来ないので、のんびりやります。

リアボールリンク部分の研磨


ボルト折れのトラブル リューターでマイナス溝を切って対処

ほぼ完成 上から

前から フロントトレッドは前作のプラズマより広い

横から

後ろから リアアクスルはカーボン製

シャーシ底面

前所有者により改造されたリア周りにHPIのピッチングダンパーを追加

2 件のコメント:

  1. どーもです。tqtoshiです

    コレは美しいマシンですね。北波さんのマシンは
    何時見ても綺麗に手入れされていて素晴らしいですね(^^)

    自分も、レーシングマスターのギアが入手できましたので、
    熱が覚めない内に(笑)走らせに行きましょう。

    予定決めて dドラあたりいかがでしょうか。

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    1. お褒めの言葉&お誘いどうもです。いつでも良いですよー。週末のお天気次第ですかね。

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