2012年10月22日月曜日

M SHOP準備その3 1/24 ABC ポケットレーサーINDY

その3は1/24。ABCのポケットレーサーINDYを昔購入して持っていたので整備してMショップでの走行用にテスト投入する事にしました。過去には狭い家の中でしか走らせた事が無く、広い場所で一度走らせてやりたいなと前々から思ってました。そういう意味ではMショップの走行会は絶好の機会です。

INDYはポケットレーサーシリーズの前半〜中期頃?の製品なので後のDTMやSPよりも簡素な構造になっていますが、パーツの精度や全体の質感等は悪くない印象です。リアのピッチング制御がポリカプレートだったりで微妙な部分もありますが、FRPのシャシーカットの工夫でリアをしならせる作りは初期のDDでは一般的で(初代プラズマ系もmk.IIまで同様)構造的にはDDとしての基本を押さえた作りになっています。

メカはサンワのコムラスGP-Rが搭載されていましたが、AM27MHz用なのでプロポの都合でFM40M仕様にするべくABC製のDTM CRPユニットに交換しました。コムラスの方が面積は広いのですが高さは低く、このマシンのようなアッパーデッキに載せるには向いているようです。対してDTP−CRPは面積は狭くなっていますが高さが増していて、テスタロッサのような低いボディではルーフに当たります。今回は暫定的に後部のボディポストを持ち上げて対処しましたが、ユニットのカバーを外してヒートシュリンクで覆うなどの対策を次以降してみようと思います。

ステアリングリンケージの作りもより原始的で、一応動作は問題無いですが遊びが多くサスの動作時にもクランク部分に僅かな引っ掛かりが生じて影響が有る様子なので要検討です。

バッテリーはニッカドのタムパック7.2V270mAhが新旧二つとABCの同350mAh新品が一つ有るので、今回はそれらをそのまま使う事にしました。当時物のサンヨーセルNiCdはとても丈夫で、経年変化による性能面の低下さえ気にしなければ取り敢えず使う事は出来るので助かります。

1/24 ABC Pocket Racer Indy

80年代後半に購入して組み立て後、家の中で少しだけ走らせてその後寝かせていた物です

ヤフオクで以前入手したDTM-CRPユニット

分解清掃中
DDなので部品点数も少なくシンプルな構造
アルミパーツの凝った形状と精巧さに関心
メインシャシーとメカデッキは1mm厚のFRP


デフのメンテ
この時代のはスパー部分も金属製
構造自体は基本的に今と同じ

モーターポットの組み立て
軸受のメタルベアリングはF630のボールベアに交換しました

メンテ&メカ載せ変え完了
ボディは昔塗ったテスタロッサ
デカール類が付属していなく全て手塗りなので愛着が有ります

ピニオンは大中小の真ん中でスタート
大12、中10、小8T/スパー44T

ステアリング周り
シンプルな作りで最低限の動作は確保されていますが、
ガタが多めなのとサス作動時に引っ掛かりが生じるようなので変更を検討中です

リア側はポリカプレートがモーター上部に直接触れて簡易的なピッチング制御を担う仕組みです
動作としては結構微妙なのでここも要検討

コムラスより高さの有るDTMユニットがルーフと干渉するので後部のボディポストを上げて対応


Mショップ用に新タイヤを用意
ホイールはDTM X4用を流用、前後同一幅なので前は幅詰めが必要
(今回は仮で幅詰めなしの広いまま、アウターホイールがインナーホイールに奥まで入らずトレッドが広がる状態)

カワダのトリップメイト用スポンジタイヤTM-33
1/12と同様に両面テープで貼るようになっていますが、
コーン無しでは上手く組めなかったので
ホイールに取り付け後に形を整えて偏りを取った後で
両端に少量の瞬着を流して貼りました

2 件のコメント:

  1. X4のホイールだったんですね。
    状態が良いので走るのが勿体無いと感じましたよ(笑
    20年以上前のシャーシですが想像以上に走るので
    驚きました。
    ABCの本気度が感じられます。

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    1. フロントはノーマルより1.5mm幅広だったので詰めて使うことにします。
      ステアリング周りはDTM方式にしてリアのプレートはマニュアルに有ったスポンジ貼りを試してみます。

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